銀聯カードとは

クレジットカードの国際ブランドはほとんどアメリカのブランドです。しかしアジアにも二つの国際ブランドがあります。それがJCBと銀聯カードです。JCBはもちろん日本を代表するクレジットカードの国際ブランドですが、銀聯カードはJCB以上の発行枚数を誇るブランドです。銀聯カードは中国のブランドなので人口が多いということもありますが、それ以上に積極的に海外進出を図っているのです。

中国ではVISAやマスターカードといった海外のブランドは利用できません。社会主義国家なので電子決済システムも国産の銀聯ブランドに統一されているからです。しかし海外へは積極的に進出しているため、VISAやマスターカードといったアメリカのブランドには不公平感がありトラブルにも発展しているようです。しかし、日本では銀聯カードは歓迎されています。TVニュースでも中国人観光客の増加を伝えるときには必ずこの銀聯カードも紹介されています。こうした報道が宣伝効果にもなっているのか、国内でも銀聯カードを取り扱いできる加盟店が増えています。

また、中国に旅行したときのことを考えるとクレジットカードがあれば便利です。しかしVISAやマスターカードが使えないので、今までは現金決済が主流でした。最近三井住友カードや三菱UFJニコス、イオンクレジットが銀聯カードを発行するようになったのはこうした背景があるようです。中国ではデビットカードとして利用されている銀聯カードですが、日本で発行する場合はもちとんクレジットカードとしての機能があります。後払いでショッピングができ、付帯保険も適用になります。

日本で発行される銀聯カードは既存のクレジットカードに追加する子カードという発行形態となっています。三井住友カードでは一体型のカードも発行されていますが、三菱UFJニコスの場合は基本的にMUFGカードやUFJカードに追加して発行します。ETCカードなどと同じ発行形態です。ポイントプログラム、付帯保険などは親カードと同じサービスを受けることができるので、一般のカードを利用するのと変りありません。

銀聯カードは中国旅行や出張がある人にとってはいまや必需品といってもいいでしょう。銀聯ブランドはアジアの各国に加盟店があります。中国だけではなくアジアへの旅行の予定がある場合には一枚持っておくと便利です。